トヨタのアリストは手放せない!

購入は平成11年、西暦だと1999年。今は2022年なので23年乗ってる。乗り心地はもちろん買ったときと変わらず。ゆったりした空間と静かな走行音。アクセルを強く踏むとエンジンが敏感に反応するスポーティな性能。サスペンション(?)の硬さは市街で使うソフトな走りと山道で使うハードな走りが選べる。高速道路で使うオートクルーズコントロール機能がある。速度を一定に保ってくれるので、運転が楽になる。アクセルやブレーキを踏むとすぐコントロールが戻ってくるので安心に運転できる。サンルーフは2パターンの開閉方法がある。高速でちょっと開けたいとき、窓だと強い風が入ってくるが、サンルーフを斜めに開けると程よく換気ができるパターン。夏の炎天下、駐車していたドアを開けたあのムッとする熱気を全開にスライドさせて一気に換気するパターン。内装側にもう一枚スライドがあり、閉めると普通の車と同じだが、開けるとサンルーフのスモークガラスが見え、陽が照っている寒い日は車内が暖かい。ライトはトンネルになると点灯する機能が付いている。これ便利!いちいち手動でOn/Offしなくて済む。トンネルが多い山道などはこの機能に頼りっきり。トンネルを出たのにライトが付いてるという消し忘れもない。運転を快適にする機能満載の飽きが来ない素晴らしい車。他の車をほとんど知らないが、勝手にアリストを名車だと思っている。

アリストはすでに生産終了車種。所有しているのはたぶん(?)2代目アリストのS300ベルテックスエディション(詳しくは判らない)。もちろん、無改造。後ろに羽が付いたタイプ。買う時に、はずせますか?と聞いたら、付いているんです!と・・・。ターボ車ではないので、いわゆる遊べる車ではない。おじさんが、スポーティな車をちんたら走らせているタイプの車です(安全運転第一!)。以前はよく見かけたが、最近はあまりすれ違わない。なので、まだこんな古い車が走っている!という感じで見られている(?)ことだろう。アリストの写真を探したのだが、新車当時のものがない。というより、探したら雪に埋もれたアリストが1枚だけあった・・・。なので、撮りました。(言い訳・・・ほとんど車庫の中にあるのだが、ここ数日は外に駐車しており、おまけに雨も降った後。いつものようにほこりだらけのありのままのアリストです。)

aristo 2022
2022 アリスト

長さ:480cm  幅:180cm  高さ:143cm ちょっと大きめ。タイヤの幅もちょっと広め。全体が大きいので年寄りには扱い難くなってきましたが、まっすぐ走っている時は超快適。事故はないですが、長年駐車場でドアをぶつけられて(怒)、助手席側のドアには結構すり傷がある。修理というか目隠しは出来るのかな?現在9万6000キロぐらい走っているから、年内には10万キロの大台!購入当初の目標(?)は23年目にしてクリア。この車さらに+10万キロは余裕でいける。でも、燃費が悪いからエコではないな~。

車は移動が目的だと思っているので、普段は車に興味が湧かない。移動が快適ならばそれでOK。年に数回の洗車はガソリンを入れたついでの500円~1000円の洗車機で。自分で洗ったのはたぶん人生で4~5回?。車って動かさないとバッテリーが上がってしまう(あたり前です!)。朝の出がけにエンジンをかけて何も反応がなく青ざめる。パニックになりながらも冷静に状況を判断しバッテリーが上がったことに気付く。まじか!・・・を複数回経験した。バッテリーを何度交換したことか・・・。リカバリーをするため、バッテリー交換の仕方とか、ブースターの使い方は完璧に覚えた。近年は少なくとも1か月に1回は乗るようにしている。

購入後数年でカーナビの地図データが廃盤になったときは愕然となった。純正の地図が数年でサポート外とは!遠出をするときはやっぱり最新の地図でないとバイパスに入れなかったり、高速に乗れなかったりと不便。仕方がないので数年前に市販のカーナビをフロントパネルの上に取り付けた。最近はgoogleのナビが高性能だと気付き(使い方を知らなかったので、出遅れただけかと・・・)、携帯をカーナビにしている。携帯を持っていればカーナビはいらない。ソフトの進化は素晴らしい。

アリストのスタイルも気に入っているが、一番のお気に入りは運転席のパネル。円が三つ並んで、真ん中はスピードメーター、右はタコメーター、左はガソリンの残容量と温度。アナログチックな雰囲気がとってもいい。

アリストのスピードメーターパネル
2022/02/19 アリスト

一度もないが、古い車なので運転中に故障するのは絶対に困る。車の知識がない。止まったら即JAFに電話となるので、保険と思って6か月毎に必ず点検している。タイヤもその都度交換。

23年前、気に入った車に出会え、人生の半分近くは共に行動している。自分にとっては若いころに所有したそれなりの高級車。大事に乗り続け、いくつになってもいい車だと感じている。これは幸せなことで、いい買い物ができたと思っている。年々税金が高くなって、国は早く手放せと言わんばかりだが、ここまでくると動かなくなるまで(たぶん・・・)アリストは手放せません。

定年まであと数年?今後はアリストでドライブに行く機会を増やす予定。定年後を楽しむ準備として、今年はガーデニングにも挑戦しようかと計画中。いくつになっても新たなワクワクを大切にして生きていきたいと思っている。

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